ライフスタイル

2022年立春に大吉を呼ぶ!今年はいつで食べ物は何がよい?

立春

春の始まりである立春は、まだ寒い2月に訪れます。

かつては新年のスタートでもあった立春は、節分や旧正月も近く、心が浮き立つ時期でもあります。

豆まきや恵方巻きなど節分の行事をすませたら、立春大吉のお札を貼って開運を願いましょう。

ほかにも、この時期におすすめの行動やスピリチュアルな意味などをお知らせします。

万物が目覚める春の予兆を感じながら、躍進の時に備えて、心も体も整えていきましょう。

監修:横浜中華街「盛華」

張 愛琼(陣崎 マリア)
風水師・九星気学鑑定士。 運勢・運命・家相・方位鑑定を得意とする。手相でもプロの資格を持つほか、アンジェリックエッセンスのプラクティショナーでもある。英語の指導者としての顔も持つ。

張 愛喚(張 愛りん)
風水師・九星気学鑑定士。サイキック能力を活かした運勢・運命鑑定を得意とし、 アンジェリックエッセンスとスピリットインネイチャーエッセンスのプラクティショナー、西洋占星術の資格も持つ。

2022年の立春はいつなのか

2022年の立春は、2月4日(金)午前5時51分です。

立春とは

立春とは二十四節気のひとつで、暦の上での春の始まりです。

春分秋分夏至冬至は世界共通ですが、立春は東洋の暦だけに設けられた節目です。

まだ冬の寒さが続いている時期なので、はっきりとは感じませんが、水面下で生命が動き出している頃です。梅の花も咲き始めます。

の語源には「張る」「晴れる」などがあるといわれます。大地を潤わすという意味の「墾る」だという説もあります。

立春の頃は、春分ほどではないですが、そこはかとなく何かの予感があります。

たとえば、春分の頃にやりたいこと、始めたいことがあるなら、その準備段階として下調べや情報収集を始めるとよいでしょう。

立春大吉とは

立春大吉のお札をもらうには

立春の日と関連してよく聞かれる言葉に、立春大吉があります。

辞書で引くと、「立春の日に、禅家(禅寺)で門口に貼る札の文句」とあります。

元々は禅寺に伝わる風習だったわけですが、「立春大吉」という文字は、表から見ても裏から見ても左右対称で縁起がよいとして、一般にも広まったようです。

玄関や部屋の入口の外側に貼っておくと、いったん家に入ってきた鬼も、お札を見て出ていくのだとか。

立春大吉のお札は、もちろん自分で書いてもOKですし、一部の神社やお寺でも授与されているので、それを使うのもよいでしょう。

神奈川県秦野市の出雲大社相模分祠のサイトでは、「春先に蕾がしぜんと花開くように、天地自然の正しい神気をいただき、万民に福をもたらす縁起物」と紹介されています。

飾るのは立春の当日です。時間は問いませんが、できれば朝がよいでしょう。

節分と立春と旧正月

節分と立春と旧正月

立春は例年2月4日前後ですが、これと近い日に節分旧正月(陰暦の1月1日、またはそれ以後の数日間)がやってきます。

この3つはどう関係していて、どんな違いがあるのでしょうか?

一般的には、節分といえば立春の前日です。「ひいらぎイワシを飾ったり、豆まきをして魔除け(厄払い)をして、恵方巻を食べる日」というイメージが強いですよね。

でも実は、節分は年に4回、季節ごとにやってくるのです

暦上の各月の始まりの日を節入りといいます。そして、その前日はみんな節分なのです。

マリア
立春は、旧暦では「1年の始まり」という意味合いが強いので、2月の節分だけが際立っているんですね。節分の翌日には土用も明けるし、春の始まり、1年の始まりを強調する意味でいろいろな行事が生まれたんでしょう。

立春は、すでに書いたように暦の上での春の始まりです。

そして旧正月とは立春に一番近い新月の日で、旧暦の元旦(1月1日)にあたります。

これらの順番は、暦の関係で毎年変動します。

節分の翌日が立春であることは変わりませんが、旧正月はそれらより前になったり後になったりするのです。まれに旧正月と立春が重なると「朔旦立春と呼ばれ、大吉日とされてきました。

2022年は、2月1日に旧正月、2月3日に節分、2月4日に立春の日という順番になります。

「毎年変わらないで、固定していたら覚えやすいのに」と思ったりしますが、そうはいかないのが暦のようです。

愛りん
私も以前は「なんでかな?」と思っていましたけど、時はハンドルと一緒で、つねに遊びを持たせないといけないということが、学んでわかったんですね。

時刻も、今は24時間の中で秒単位まできっちり刻まれていますが、昔の時間は、たとえば「子の刻」は前日の午後11時から当日の午前1時までとか、非常にアバウトでした。それで普通に暮らしていけたのです。

愛りん
昔の人は、ある意味チャネル(交信)している感覚というか、人に寄せる気持ちがあるからそれでもピタッと合うんです。その人の時間と私の時間、みんな時の流れが違うからそれを尊重し合うというのが昔の時間の感覚だったんですね。

なるほど、現代人の多くは時計に依存しすぎて、あるいは縛られすぎて、確かにそのへんの感覚が鈍っているかもしれません。

立春の時期の食べ物とは

立春の日の行事食は春餅

立春の行事食は春餅

立春の日の行事食に、中国の伝統料理で春餅(チュンビン)という食べ物があります。

マリア
小麦粉を水で溶いて焼いたクレープのような食べ物で、自分で好きな具材を乗せて、巻いて食べるんです。
北京ダックみたいな食べ方ね。でもみんなが食べるわけでなくて、地方によるので、うちの祖父母は食べていなかったですね。
愛りん

中華街では、春餅が通常のメニューに入っているお店もあります。いつでも食べられますが、春のエネルギーを取り入れるつもりで立春の日に食べるのもおすすめです。

節分に恵方巻を食べて福を呼び込む

節分に恵方巻を食べる

立春の前日である節分は、新しい季節のための準備、歳徳神(としとくじん)を迎えるための準備をする日でもあります。

歳徳神とは陰陽道の神様で、年徳様、歳神(年神)様、正月様ともいい、その年の福徳を司るといわれています

日本では毎年、節分になると「恵方巻」が売り出されますが、恵方とは、その年に歳徳神がいらっしゃる方角のことで、毎年変わります。

その方角を向いて太巻き寿司を食べると「神様とご縁が結べて、福をいただける」ということで、現在では、節分といえば「豆まきより恵方巻」派が優勢になっているようです。

マリア
歳徳神は最強の吉神です。恵方巻は、本来は精進料理のひとつで、五行を整える意味があるといわれています。色で五行を表していて、黒がのり、白がごはん、青がゆでた青菜、黄色がたくあんやかんぴょう、赤は紅ショウガで、魚が原料のでんぶも許容範囲です。

恵方巻は食べ方にもルールがあって、「包丁で切らずにまるごと1本かじって食べる」「食べ終わるまで誰ともしゃべらない」のがよいといわれています。

福が逃げるから途中で口から離したり、飲み物を飲んではダメと言う人もいるようですが、のどに詰まらせると危ないので、やめたほうがいいでしょう。

その方角を向いて食べとけばいいんですよ。私もそんなのやってられないので、お茶もお味噌汁も飲むし、なんならしゃべるし(笑)
愛りん

恵方は毎年変わるのですが、今は一応アプリでも調べられます。でも、正確な方角はその年の十干(じっかん)から割り出すので、一般の人が知るのはちょっと難しいのです。

*十干とは五行を兄(え)と弟(と)に分けたもので、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸があります。

マリア
2021年の恵方は「南東寄りの南」でした。一般的な表現では「南南東」となっていますが、それだと「南寄りの南東」なので、厳密には正しくないんです。でも一応、その方角から15°の範囲内に入っていればよしとされています。

ちなみに、節分に恵方巻を食べる風習は関西が発祥のようですが、詳しいことはわかっていません。

仕掛け人としては「大阪の海苔業者の組合」「セブンイレブン」「イオン」といった名前が挙がっていて、広まり方はバレンタインのチョコレートに似ていることがわかります。

2019年には売れ残った恵方巻の大量廃棄(金額は試算で10億円以上)が大きな問題になりました。

恵方巻関連のニュースには、「販売ノルマ」「フードロス」「焼却処分」「廃棄コスト」と、おめでたくない単語がゾロゾロ出てきます。

2019年10月からは「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行され、恵方巻も数量限定や予約販売のケースが増えて廃棄量は以前ほどではないものの、まだまだムダが多いのが現状です。

どう見ても神様がイヤがりそうなことをして「福」とか「開運」って、おかしな話ですよね。利益最優先の企業はもとより、消費者の多くもそこに疑問を持たないとしたら、本質を見失っているという点では同じではないでしょうか。

春節(旧正月)の料理は地域色が強い

春節(旧正月)の料理は地域色が強い

現代の日本では、旧正月を祝う地域はごくわずかしかありません。でも、中国をはじめとするアジアの各地では、旧正月を春節と呼んで盛大な新年のお祝いをします。横浜の中華街も大変にぎわいます。

愛りん
祖母が元気だった時は、一族がみんな祖母の店(海員閣)に集まっていました。そこで出されるお正月料理は、基本的には精進料理でした。湯葉、海藻、しいたけ、きくらげとかの乾物だけで作るツァイという炒め煮があるんです。
大人たちは干したアヒルや広東風腸詰や、干した豚バラ肉とかを食べていましたね。保存食という感じのもの。
マリア

中国では、地域によって言語が違うように、旧正月の食べ物も違います。北京は餃子で、福建省はビーフンといった具合です。

愛りん
他のお正月料理としては、大根餅と、材料はわからないけど甘い茶色いお餅を食べていましたね。暮れになるといつも、叔父(母の弟)が大根餅と茶色のお餅を作って送ってくれました。
それを切って、油を引いたフライパンでちょっと焼くんです。昔の中華街は広東省出身の人が多いからその地域のものを食べていましたが、今は福建省の人が多くなっているのもあって、状況が変わっていますね。
マリア

立春の時期にやるとよいこと、やってはいけないこと

掃除、目のケア、デトックス

掃除、目のケア、デトックス

まず、立春の前日である節分は歳徳神をお迎えする準備をする日なので、大晦日のような意味合いがあります。なので、豆まきの前と後には、家をきれいに掃除しましょう。

五行では、春の臓器は肝臓です。肝臓が悪いと体が凝ったりするので、この頃は肝臓をいたわる時期です。デトックス効果のある山菜を意識して食べましょう。

目と肝臓も関係があります。この頃はまだ空気が乾燥していて目も疲れやすいので、目のケアも心がけましょう。マッサージとか、温めたアイマスクなどで目をいたわってください。

他には、寒い時期なので首、手首、足首など「首」がつく箇所を温めることが大切です。寒くて体が緊張しているので、わざとあくびをするなどして、ゆるめるのもおすすめです。

側頭部には免疫のツボがあるので、免疫力が下がると固くなります。側頭部をもんだり、耳をマッサージしたりすると風邪予防や免疫力アップにつながります。あとは手の指やひじなどをお湯につけて温めるのもいいですね。

終わったことは振り返らない

この時期にとくに避けたいのは、過ぎたことにこだわってあれこれ考えること。

愛りん
立春は「始まりの予感」の時期なので、もう終わったことをぐじゅぐじゅ言わない。たとえば別れた元彼のことを引きずっていて、「よりを戻したい」とか考えるのは、きっぱりやめたほうがいいです。

「気がつくと過去のことを思い出してモヤモヤしている」という人は、すみやかに「今」に戻ってきましょう。

たとえば「鳥が鳴く声が聞こえる」とか「お風呂のお湯が温かい」とか、しっかりと体の感覚を感じるようにすると、思考のループを断ち切ることができます。

過去に向いていた意識をしっかりと「今、ここ」に戻すことで、新しいことを始める力もだんだん湧いてきますよ。

立春のスピリチュアルな意味

立春のスピリチュアルな意味

愛りん
「春はまだ遠いけど、もうそろそろ来るよ。目覚めの時だよ」というアナウンスメント的な感じ。すごくカンのいい人だと、まだもちろん寒いけど自分の中のものが湧き立ってくるというか、「動かないと」みたいな感覚を覚えると思います。

立春、立夏立秋立冬「立」がつくものは、みんな予兆と言ってもよいものです。見えないところで新しいエネルギーが動き出す時期なのです。

終わったことに未練を持つのはよくないですが、まっさらで未経験なことを始めるとか、何年か前にあまりうまくいかなかったことがあるなら、「今ならできるかも」と再トライするには良い時期です。

愛りん
時は左から右に一直線ではなく、スパイラルに動いています。必ず成長と共にスパイラルを形成しているんです。ということは、誰しも学びや成長を繰り返しているはず。そう思うと、聖子ちゃんじゃないけど、果敢にアメリカ進出を狙うとか、そういうのも大事かも。

1回やって駄目だとしても、時が変われば、またやってみないとわからない。その通りですね。

アインシュタインはこう言っています。「昨日から学び、今日を生き、明日に期待しよう」。

新しい季節、新しい年に、あなたの世界がますます大きく広がりますように。

まとめ

Summary

  • 2022年の立春は2月4日(金)
  • 立春とは暦の上での春の始まり
  • 立春大吉のお札には邪気を祓う力がある
  • 節分の翌日が立春、立春に一番近い新月の日が旧正月
  • 立春の行事食として中国では春餅を食べる
  • 恵方(歳徳神の方角)を向いて恵方巻を食べて福を呼ぶ
  • 恵方巻のフードロス問題にも目を向けよう
  • 日本以外のアジアでは旧正月(春節)を盛大に祝う
  • 春節の料理は地域によってさまざま
  • 掃除、目のケア、デトックスを心がける
  • 終わったことでウジウジしないことが大切
  • 立春は春の予兆を感じて動きたくなる時期
  • 新たなチャレンジや再チャレンジに良い時期

あわせて読みたい

春分の日
春分の日とはどんな日?2022年はいつで食べ物は何がよいか

春分は、二十四節気の中でも最も重要な節目のひとつです。 暦のプロである「暦師」の間では、吉日中の吉日といわれているそうで ...

続きを見る

取材・執筆

長谷川 恵子(ライター・編集者)。企業勤務を経て、フリーライターとしてビジネス誌や企業、自治体の広報誌の取材・執筆に携わる。現在は書籍制作とWebライティングで多忙な日々。

新時代の波に乗る開運情報を受け取りませんか?

読者登録はこちら

「最新記事」「この時期に知っておきたい情報」「読者限定の特別な情報」などを無料でお届けします。

-ライフスタイル