風水とは

【風水の基本・方角編】色で凶方位の影響を減らす方法とは?

風水方角色

風水といえば、「西に黄色」が合言葉みたいになっていますよね。

「なぜ西に黄色なの?」

「方位に色を使って本当に開運できるの?」

そんな疑問を感じる人も少なくないのでは。

結論を言うと、方位に合わせてうまく色を使うと、本当に開運できるんです!

この記事では、風水と方位(方角)と色の関係について基本からわかりやすくご説明します。

さらに、一般にあまり知られていない方位ごとの「本当のおすすめの色」や、色で凶方位の作用を和らげるスペシャルな方法もご紹介します。

ぜひ、あなたの運気アップに役立ててください。

監修:横浜中華街「盛華」

張 愛琼(陣崎 マリア)
風水師・九星気学鑑定士。 運勢・運命・家相・方位鑑定を得意とする。手相でもプロの資格を持つほか、アンジェリックエッセンスのプラクティショナーでもある。英語の指導者としての顔も持つ。

張 愛喚(張 愛りん)
風水師・九星気学鑑定士。サイキック能力を活かした運勢・運命鑑定を得意とし、 アンジェリックエッセンスとスピリットインネイチャーエッセンスのプラクティショナー、西洋占星術の資格も持つ。

色が方角(方位)に与える影響は絶大!

色が方角(方位)に与える影響

風水は「方角(方位)のエネルギー」を重視する

風水を実践するとき、方角、方位は大事なポイントです。

方角と方位はどう違うの?と疑問に思う人がいるかもしれませんが、方角と方位はほぼ同じ意味と考えてかまいません。

平面で割り出した東西南北や、それを分割した方角(北東や南東など)のことを、方位といいます。

風水鑑定や家相鑑定では、この方位に基づいた鑑定を行います。

基本的に、各方位が司る運は、次の通りです。

各方位が司る運

  • 南方位
    名誉運、公文書、地位、目上運、芸術、学問、教育、美
  • 南西方位
    友人運、不動産運、勤め運、兄弟運、親戚運
  • 西方位
    恋愛運、金運、悦び、趣味、勝負運、豊かさ
  • 北西方位
    援助運、資本運、独立運、仕事運、活動、権威、投資運
  • 北方位
    物質運、部下運、子孫繁栄、健康運、副収入、魅力
  • 北東方位
    家庭運、住居、蓄財運、財産、相続、変化、養子、仲間の協力
  • 東方位
    発展運、才能運、勇気、行動、知識、アイデア
  • 南東方位
    対人運、信用運、結婚運、交際運、人気、商売

注意したいのは、「家相における方位」と「風水における方位」の扱い方は、重なっているけれどイコールではないということ。

家相鑑定は、簡単に言うと、その家の形や間取りと方位の関係で吉凶を判定します。

たとえば「建物のこの方位にへこんだ部分があるから運気はこうなる」「玄関がこの方位に面しているからこうなる」というふうに、一定の答えを出すのです。

一方、風水鑑定は、方位も主に気(エネルギー)という観点から見ます

方位の吉凶も見ますが、それで終わりではなく、いろいろな方法で気のバランスを調整することで、運気アップを図ります。家の中だけでなく外側の環境も含めて調整します。

要するに、風水は、より柔軟に方位というものをとらえ、その場所に身を置く人を良い方向へ導いていくのです。

そのときに重要な役割を果たすのが色のパワーです。

色を使うことで方位のエネルギーを調整できるのです。

風水術で色を使う意味=即効性があるから

その方法を説明する前に、風水における色の意味や位置づけについてお話ししておきましょう。

風水術で場を整えるための要素はいろいろあります。植物だったり、そこに置くものだったり、数字などもそうです。

でも一番即効性があるのは色なのです。

ですから、風水鑑定では、色を活用した開運アドバイスが必ず入ります。

色をうまく使えば、私たちが方位から受ける影響を弱めたり強めたりすることは難しくないのです。

愛りん
今の時代、何かを伝えるにあたって、言語はエネルギーとして重いんです。音と光が一番早い。光を受け取って感じるのが色だから、その人にすごいインパクトを与えます。色を上手に使えると、いろいろな面で運気を上げられます。

私たちの体そのものにも使えるんですよ。たとえば体のどこかの調子が悪かったら、それに対応する色を身につけると、必要な部位に癒しを届けられたりします。

なぜ「西に黄色」が広まったのか?

五行から見た方位と色

それでは、いよいよ方位と色の関係をみていきましょう。

風水の基本には陰陽五行説があるので、方位の性質も五行で考えます
つまりすべての方位を「木、火、土、金、水」という五つの気に当てはめて考えるのです

ゆえに、それぞれの方位には、同じ五行を持った色、仲間同士の色があります。

それぞれの方位に対応する色の例を挙げてみます。

  • 木……東・東南 / 緑、ターコイズなど
  • 火……南 / 赤、紫など
  • 土……南西 / 黄色、アースカラーなど
  • 金……西・北西 / 白、シルバーなど
  • 水……北 / 黒、グレーなど

方位と色にはこうした関係があるので、五行の相生(生み出す関係)と相剋(抑制する関係)を使うと、簡単にエネルギーを調整することができます。

相生 木 ⇒ 火 火 ⇒ 土 土 ⇒ 金 金 ⇒ 水 水 ⇒ 木
相剋 木 ⇒ 土 土 ⇒ 水 水 ⇒ 火 火 ⇒ 金 金 ⇒ 木

たとえば、南西は土の気を持つので、部屋の南西に土の気の黄色や茶系の色を使うことは、基本的に理にかなっています。

でも、あまりにも土の色ばかりで統一してしまうと、土の気にかたよりすぎてエネルギーのバランスが悪くなります。

そういう場合は、白やシルバーなどの金の気を持つ色を加えると、土の気をやわらげてくれます。これは、土が金にエネルギーを与える関係だからです。

逆に、土の気が足りない場合は、同じ土の気の色を増やしたり、エネルギーをくれる火の色(赤や紫)を加えることで、強化することができます。

以上はほんの一例ですが、相生の関係を使ったマイルドなやり方です。

みなさんが知っている、西に黄色で金運がよくなるという説は、金の気を持つ西に土の気を持つ黄色を加えると、相生の作用で金の気が強まることが根拠になっているのです。

マリア
非常に結果を急ぐ場合は、相剋の関係にある色を持ってきて、その方位のバランスを崩している強すぎる気を弱める方法もあります。そうすると即効性はあるのですが、気のぶつかり合いが起きて、どうしても不調和が生じてしまいます。そこまで急がない場合は、マイルドなやり方がおすすめです。

その方位が本来持っている五行の性質を使う場合は、このようなやりかたで場を整えることができます。

次に、もっと効果的な方位と色の使い方をご紹介します。

五行の色より運気に影響する色とは?

前の項でお話しした「方位の五行に合う色を使う」というのは、基本ではあります。でも実は、五行の色の影響はそれほど強くありません。

運気を上げるためには、もっと注目すべき色があるのです。

それは、その年に、それぞれの方位に巡ってくる星(九星)が表す色です。

一白水星とか二黒土星とか、ある程度以上の年齢の方は聞いたことがありますよね?それらは九星気学という占いで使われる分類で、次の九種類があります。

九星

  • 一白水星(いっぱくすいせい)
  • 二黒土星(じこくどせい)
  • 三碧木星(さんぺきもくせい)
  • 四緑木星(しろくもくせい)
  • 五黄土星(ごおうどせい)
  • 六白金星(ろっぱくきんせい)
  • 七赤金星(しちせききんせい)
  • 八白土星(はっぱくどせい)
  • 九紫火星(きゅうしかせい)

九星の星は、実際は空の星ではなく「精」(精気=エネルギー)を意味しています。

九星気学も陰陽五行に基づいてできているので、それぞれの星が基本的に持っている五行があり、そこに当てはまる方位、干支、色、等々のグループがあります。もちろん、人間も、生年月日によってどれかの星に当てはまります。

九星の基本的な象意

九星気学の後天定位盤

たとえば、火の気を持つ九紫火星は、方位では南、干支では午、色では赤や紫とリンクしています。

それぞれの九星が象徴する色は、次のとおりです。

九星 五行
一白水星 黒・グレー
二黒土星 朱色・橙色
三碧木星 ペールグリーン・深緑色
四緑木星 緑・ターコイズ
五黄土星 黄色・黄土色
六白金星 白・シルバー
七赤金星 ゴールド・サンセットカラー
八白土星 紺・ペールブルー・濃い青
九紫火星 赤・紫

さて、ここからがポイントです。

すべての九星は、こうした基本的な性質を持ちながら、毎年違う方位に移動していきます。

たとえば今年、ある星が北東にあったとしたら、来年は南に移ります。再来年は北、その次は南西というふうに一定の順番で動いていくのです。

つまり、九星は各方位を順番に巡り、その都度、星自身の色のエネルギー」をそこに持ち込むのです。

その色を意識することが、より強力な運気アップにつながります。

それはなぜか?

風水の観点からも、九星気学の観点からも、その方位の元々の五行の色」よりも、「その年にその方位に巡ってきた星を象徴する色」のほうが、私たちにより強い影響を与えるからです

1年ごとに九星が動いていくということは、基本的に、各方位でキーポイントとなる色も1年ごとに変わっていくと思ってかまいません。

愛りん
九星は、実際は1年ごとだけでなく、毎月、毎日、毎時ぐるぐる動いているのですが、一般の人はそこまで気にしなくても大丈夫ですよ。

風水的におすすめの「色で運気を上げる方法」

方位ごとに毎年変わる「九星カラー」を活用しよう

すでにお話ししたように、風水の観点から「この方位にどの色を使うか」を考えるとき、一番効果的なのは、その年、その方位にある九星が象徴する色を使うことです

たとえばその年、北東に九紫火星が入っていたら、北東には九紫火星を象徴する赤や紫を使うと気が整います。これが一番簡単なやり方です。

各方位に入っている星とそれを象徴する色は、九星の「年盤」(その年の星の配置を表したもの)と五行の表を使うと、簡単に調べることができます

では次に、2021年の方位別のおすすめの色(九星カラー)をご紹介していきましょう。

これはどんな人にも共通のおすすめカラーです。

2021年、南におすすめの色

南に入っている九星=一白水星

グレー

2021年、南西におすすめの色

南西に入っている九星=三碧木星

ペールグリーン 深緑色

2021年、西におすすめの色

西に入っている九星=八白土星

ペールブルー 濃い青

2021年、北西におすすめの色

北西に入っている九星=七赤金星

ゴールド サンセットカラー

2021年、北におすすめの色

北に入っている九星=二黒土星

朱色 橙色

2021年、北東におすすめの色

北東に入っている九星=九紫火星

2021年、東におすすめの色

東に入っている九星=四緑木星

ターコイズブルー

2021年、南東におすすめの色

南東に入っている九星=五黄土星

黄色 黄土色

より高度でピンポイントな色の組み合わせとは?

ほかに、それよりも少し高度で、あまり知られていないやりかたもあります。

その人自身の九星と、現在その方位にある九星の相性で対応していくやりかたです。

この場合、どの方位に何をすべきかは人によって違います。

自分の九星を調べたい人はこちらをどうぞ

九星早見表

九星同士の相性は、それぞれの五行の相性でわかります。

九星気学と陰陽五行の図

基本的に、上の表で隣同士にある星は相性がよく、ひとつ置いて隣の星は相性がよくないと判断できます。

具体例を挙げてみましょう。たとえばその年、北東に九紫火星が入っているとします。

もし自分が六白金星だとしたら、九紫火星とは相性がよくありません。九紫火星の火の気は六白金星の金の気を剋するからです。

そうすると、その年に九紫火星が入っている北東は、その人にとって「NG方位」ということになります。

その凶作用をやわらげるためには、六白金星の金と九紫火星の火を結びつける、土の色(黄色や茶系の色)を北東に使うといいのです。

火と金、それぞれと相生の関係である土が間に入ることで、「火が土を生み、土が金を生む」というプラスの循環が生まれるからです。

九紫火星と自分の星の相性がいい場合は、特別に何かをする必要はありません。

この方法は五行の表と、一般公開されている九星の「年盤」(その年の星の配置を表した図)を参考にすれば、自分で実践することができます。

このように、自分の星と、その方位に入った九星の相性によって対応していくやりかたは、あまり出回っていないレアな情報ですが、やってみる価値はおおいにあります。

色の使い方の事例は、部屋別の風水などの記事でもご紹介していくので、そちらも参照してください。

マリア
最後にお話しした「自分の九星に合わせた色の使い方」が、本当は一番効果的なの。
まあね。でも、ここに書いた内容はまだまだザックリしてるわよ。鑑定のときはもっと深い微妙なところまで踏み込んでるけど、お伝えできなくて残念!
愛りん

まとめ

Summary

  • 風水では方位もエネルギーという側面でとらえる
  • 色が方位に与える影響は大きく、開運に即効性がある
  • 色もエネルギーなので、方位のエネルギーを調整できる
  • 基本は方位の五行と色の五行を合わせることだが、作用は弱い
  • 色で運気を上げるには、その年にその方位にある九星が決め手になる
  • 毎年変わる「方位別のおすすめ九星カラー」を活用しよう
  • 自分の九星との相性で色を選ぶ、より高度でピンポイントなやり方もある

色で方位のエネルギー調整ができるとはありがたいですね。しかも「その方位の色」を基準にするより、毎年違う方位を巡る「九星の色」を使うほうが効果が大きいという、耳寄りな情報もありました。2021年の九星カラー一覧を参考に、お部屋の色づかいをちょっと見直してみるのもいいですね。

取材・執筆

長谷川 恵子(ライター・編集者)。企業勤務を経て、フリーライターとしてビジネス誌や企業、自治体の広報誌の取材・執筆に携わる。現在は書籍制作とWebライティングで多忙な日々。

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